お香ケア

怒りをほどく、香りの力

怒りと香りの関係

香りは、理屈では解けない感情を、そっとほどいてくれます。

怒りは、決して悪者ではありません。
それは「私、傷ついているよ」という、心からのサインです。

けれど、優しい人ほど、そのサインに蓋をしてしまいがちです。
「こんなことで怒ってはいけない」
「私が我慢すればいい」
そんなふうに自分の感情を見て見ぬふりをしているうちに、怒りは静かに、心の奥に積もっていきます。

そんなとき、香りは、言葉ではなく感情そのものに寄り添ってくれます。
ただそこに在るだけで、ふと気づけば、怒りのとげとげしさが
風に溶けていくように、静かに流れていくのです。


香りと深呼吸


怒りの感情は、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という場所から生まれます。
そこは、私たちが「危ない」「許せない」と感じたときに、真っ先に反応する場所です。

でも、そのまま感情を抱えつづけるのは、とても疲れることですよね。

ここで大切なのが、「香りと深呼吸」です。

香りは、脳の奥深く、理性をつかさどる「前頭前野」にまで届き、
扁桃体の緊張を、まるで手をそっと添えるように、やわらげてくれます。

さらに、記憶や感情に深く関わる「海馬(かいば)」も働き始めます。
香りは、心が安心した記憶や、ほっとする感情とつながりやすいため、
怒りの奥にある「本当の気持ち」に、やさしく光を当ててくれるのです。


香りの道標

怒りにそっと向き合えるようになると、こんな思いが見えてきます。
「私、本当は大切にされたかった」
「ちゃんと、分かってほしかった」
そんな気づきが、心にそっと訪れるのです。

香りは、そうした気づきを照らし出しながら、怒りを通して自分をもっと大切にできる場所へと導いてくれます。

どうか、怒っている自分を責めないでください。
香りは、理屈では解けない感情を、やさしくほどいてくれます。


「頑張らなきゃ」と思いすぎている日々の中で、
怒りを抱えている自分を、そっと許してあげましょう。
その怒りの奥には、
「本当はこうしてほしかった」
という、小さな願いが、きっと眠っているはずです。


怒りをほどく香りのアイテム

商品名:新しい塗香「らくらく塗香 らべんだー」

価格:1,650円(税込)

小さくて持ち歩きやすく、外出先でもふとしたときにさっと取り出して使えます。
フタを開けて“ポンポン”と塗るだけで、やわらかな香りが心をふわりと包み込み、気持ちを静かに整えてくれます。

心がざわつくとき、ラベンダーの清らかな香りが、そっと怒りの熱を鎮めてくれます。

取り扱い:お香専門店・香源(KOHGEN)公式オンラインショップ
https://www.kohgen.com


香りの力を借りて、怒りという荷物を静かにおろし
自分らしい、軽やかな心を取り戻していきましょう🍀

  • この記事を書いた人

香守ちあき

はじめまして。お香で夢を叶えていく人、香守ちあき(かもり ちあき)です。 お香の香りが、あなたの心を整え、夢に向かう背中をそっと押してくれます。 香りの力を借りて、心を整え、願いが叶っていく道を一緒に歩んでいきましょう。

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